温度で変色「フリクションインキ」
2010.04.29 Thursday | category:覚えておこう・いつか役に立つ

パイロット【フリクションボール】0.5mm 0.7mm
楽天・えんぎのいいはんこや
これまでも消せるボールペンというものはありましたが,それは紙へ浸透しにくく,かつ乾燥しやすいインキを使ったものだったと思います。そのため消しゴムで消すと,書いたインクが剥がれ落ちて消えるわけです。
それに対し,フリクションボールは温度で変色するインキを使っています。ボールペンのおしりのゴムで書いた文字を擦ると,摩擦熱で消える。使われている「フリクションインキ」は65℃で無色になるそう。
鉛筆を消しゴムで消すように色素を取り除くのではなく,書いた文字を見えなくしてるわけで,そのためこの消えた状態のインキは−15℃でまた発色する性質があるので,そこまで冷やしてやると,また文字が浮き出てくるそう。
現代版「あぶり出し」として科学実験のネタになりそうです。
あるいは,電熱線の発熱状態を見るサーモテープ代わりに使えるかも。
ところで,この「フリクションインキ」ですが,4/25放送のTBS「がっちり・マンデー!! −せまい業界第9弾!インキ業界!−」で紹介していたところによると,ボールペンに使われている65℃のもの以外に,5℃刻みでいろんな温度に対応するものが実は開発済みだそうです。
いろいろ使い道がありそうなので,ぜひ小売して欲しいもの。
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